ネコの缶詰が食べたい

24ちゃいのレズビアンの日記

ダムダムしてるよ

こんにちは。かれこれ14年バスケを続けてるらきです。

14年て...。

いやまさか自分がこんな続けてると思わなくって若干引いてる。

 

サッカー好きな父の影響でサッカーやらされてた時期もありました。

今でも「あの時続けていればなでしこに入っていたかも。」なんて言われたものです。とは言いながら保育園の時に、試合にいきなりポンと出したのがいけない。「上がれ上がれ!」とか叫ばれちゃって。上がれって何よ。前か後ろか言いなさいよ。

極め付けにキーパー練習させられて顔面セーブして泣いて帰りました。もういっそ泣いたら許してくれんだろと思ってた。幼いながらにどうやってこの場を穏便に抜け出してやろうかとか考えてたけど、それはもう泣き落としの強行突破だった。

 

そんなサッカー嫌いの私がバスケを始めたのは、スラムダンクの影響です。

ブームの時に兄が買っていたスラダンを、小学生の時に読んだんですよ。

いやミッチーかっこよすぎるでしょ。

何あれ、私もバスケがしたいですって言いたい。

この音が俺を何度でも蘇らせるとか言いながらシュート決めたい。

そんなこと思っていた矢先に、友達からのミニバスのお誘い。

全力で行ったよね。そして思い知ったよね。
「あ、自分運動神経ないな。」ということを。
ちょっとばかし男っぽかったからてっきり自分は運動もできる方だと思ってた。すげー勘違いで、なんならセンスもなかった。

初めての試合で知ったのは「人を押してはいけないよ」ということ。いや子供って怖いもので、今なら言われなくてもだいたいそうだろって思うけど、そんなことないんだよね。

特に私は言われないとわからない子(今でも)だったので、バスケどころか社会のルールもたくさん教えてもらってましたわ。習い事あってよかった...。

 

まあそんなこんなで運動しないのも怖いという理由で中学も、バスケやり続けてたんだけど、しんどいのなんのって。

中学の時は辞めたかったし、なんなら死にたかったよね。

先生怖いし、それに逆らう勇気もないし。好きだった女の子は辞めちゃうし。は〜〜先生怖くなかったら辞めてなかっただろうに〜〜。

ずっと辞めたいと思いながらもなんとか中学時代を終え、高校ではモテたいという意思のもとバスケ部に入ったよね。

女子校だったんですけど。実際ちょっとモテるからバスケおすすめです。

でも先生がほとんど部活に顔出さないから、うまくもならないし向上心もなかったよね。

そんな感じでね、特別バスケが好きってわけじゃなかった。そもそも運動嫌いだし。対抗心とかもないし。

 

大学入ったらバスケ部なかったから、アニメでも見て過ごそうと思ってた。そしたら、たまたま友達に誘われて社会人バスケやるようになったんですよ。

運動がてら行ったチームが楽しくて楽しくて。

チームが、じゃないね。チームでやるバスケが。

監督がいて、先輩がいて、教えてくれるんですよ。

うまくなる実感があるって、こんな楽しいのかと。チームで練習してうまくいくとこんな嬉しくて、格上のチームや人に、勝つにはとか考えるのが面白くて。

そこで初めてバスケの楽しさを知った。

 

体力も運動神経もない私が、5cm違う動きをするだけで少しうまくなれる。

どして中学や高校の時に教えてくれなかったんだろう。

たった5cmの距離、たった5度の角度が重要だと教えてくれたらよかったなと。

もっと楽しい努力の仕方があったのかなと。

 

そんな運動嫌いなのに逃げる勇気がなくて続けてた私から一言。

勉強もスポーツも、色々わかって余裕ができる大人になってから楽しさがわかることが多いので、やってみたけど向いてないしやめようかなと思ってるなら続けてみて大人になってから考えた方がいいと思うよ。っていう個人的な意見。

継続は力なりって言うけど、別に努力なんかしなくたって継続してると人との繋がりがあったりなかったりする。
実際オタクな私がBBQとかに連れていかれる。自分じゃ絶対計画しないからありがてーな。

そんな感じで暑くなってきた今日この頃。

オタク仲間とはライブ映像見ながら飲み食いして、バスケ仲間とはBBQして、体重の坂を駆け上ってます。

誰かこの勢いを止めて。

今年こそ彼女とプール行きたいです。

 

アデュー